ゆうべ

押入れをのぞいたら,だいぶん前に買った微分幾何関係の洋書が数冊出てきた。その中に,O'Neill の "Semi-Riemannian Geometry", Academic Press (1983) があった。
10年以上前のことだが,一般相対性理論に興味を持ったものの物理学からアプローチするのはちょっと難しいと思っていた。Hawking & Ellis, "The Large Scale Structure of Space-time" がよく知られていて眺めてもいたが,私には難しすぎた。Sachs & Wu, "General Relativity for Mathematician" のように数学からアプローチする本もあった。少し前に,同じ著者の "Elementary Differential Geometry", Academic Press (1966) を読み終えていたこともあり,またこれが一番新しかったので購入したのだと思う。全部で450ページほどあり,最後はブラックホールの「事象の地平」に関することまで書かれている。ひとまず 100ページほど読んだ形跡がある。でも,なんで読むのをやめたんだろ? 覚えてないな。